図面電子化サービス(製本図面電子化/図面PDF化)

完了図や竣工図などの製本された紙図面からの図面デジタル化サービス大型スキャナーによるスキャニングサービス図面の電子化)。A1サイズの大型フラットベッドスキャナー完備。2つ折製本からダイレクトスキャンで図面の電子化(TIFF/PDF)可能。折込製本は分解してスキャン作業後現状復帰対応します(ただし製本次第)。大判図面のスキャニングサービスは御任せください!紙図面の管理にはTIFF/PDFへ変換する図面デジタル化が大変便利です。

| HOME | スキャニングサービス | 図面電子化サービス |

図面管理は図面電子化のソリューションがお勧め!

「紙図面電子化」しておくと大変便利です。経年劣化対策や、破損、紛失など、今後考えられる問題に対応するには図面の電子化での対処がおすすめです。

紙図面の整理に図面電子化を検討してみてください!


<はじめに>
しゅん功図の図面製本は普段どうなされてますか?おそらく
・折り込みの製本
・2つ折りの観音製本
になって管理されてると思います。ただ、紙での保存は長期保存
には

「紙の劣化(紙の酸化)」
「製本の使用頻度による破損」

という問題のがあり、また改修作業等で製本の貸し出し、日常の
メンテナンス等で意外と酷使されてるケースなど、以外に製本が
結構痛んでいる状態ではないでしょうか?

お手元のしゅん功図面はお手持ち以外には恐らく「施工業者」
から再度図面が出ることはほぼありません。(弊社でヒアリングした限り)
それがたとえゼネコンであっても。お手元の図面製本は

「オンリーワンな製本」

だったりします。と、いうことで<実はかなり貴重な図面>なの
です。貴重な図面はそれなりに経年劣化などに対して

「バックアップしておくのが肝心だ」

と思いますがどうでしょうか?そこで「図面の電子化」が近年
注目されているのです。


<図面電子化とは?>
「しゅん功図面」を活用すべく、図面の電子化/図面電子
(TIFF G4/PDF)作業を行い、図面のバックアップを作ることです。
「パソコンで図面管理」することで、より図面の管理と活用が可能と
なります。

弊社では図面の電子化作業にあたって
各種大型フラットベッドスキャナーを始め、大型シート
スルータイプなどの大型スキャナーをご用意。
製本図面からでも図面のデジタル化作業に対応いたします。

紙ベースでの図面保管の方法としては

  1. 図面ケースに入れて保管
  2. 図面製本にして保管

が一般的な保管方法だと思います。この紙ベースでの保管
閲覧時には便利なのですが、

  1. 整理整頓がされていないと、探し出すのが大変
  2. 紙なので、破損、欠損していることがある。
  3. 経年変化による色落ち
  4. 保管場所の確保

の問題があり、ある意味非常にアナログな管理方法ですが、
今まではこれが一般的な保管方法でした。ただし、
「紙ならではの使い勝手の良さ」
というのも勿論ございます。だた紙はどうしても先にも書き
ましたが、経年変化の問題や、度重なる使用に製本が
破損やくたびれてしまいます。

一度電子化してバックアップしておけば、製本の複製も作りやすく
なりますし、必要な図面だけプリントアウトできるなど、色々と
便利になります。

スキャンによる電子化とCAD化について

図面電子化(図面デジタル化)というと真っ先に
「CADで扱える」
というイメージが先行しますが、紙ベースからCADデータに
起こすとなるとかなりの費用が掛かってしまいます。
「紙図面から電子データへ変換する」
にはとにもかくにも

  1. 図面スキャニングを行いラスター画像化。
  2. スキャニング画像の補正を行う(補正)
  3. 画像補正後にラスターからベクター画像変換。
  4. 画像を変換後更に文字などの修正

といった行程を行う必要がありますので、時間と費用が
それなりに掛かってしまいます。また変換ソフトも
ピンキリであって、高いソフトだから変換が上手くいく
とは限りません。
そして必ず手直しする作業が入ってきます。
(文字・数字は特に読めなくなるケースが多い)

それと「CAD」といっても実はいろいろな種類がある
ので、そのフォーマットはいくつもございますし、
CADデータになると閲覧するにも専用の無料
ビューワーで対処する必要があったりしますので、
データの共有化が一段あがります。
ただ汎用性がPDFなどに比べると落ちると思われます。
それとCADのデータ形式はあまり古くなるとメーカーが
「サポート対応を切ってしまうこと」
もあるので、長年使うのであれば難しいのではないか
と思います。

「DXFファイルならどれでもCAD開くでしょ?」

と思われるかもしれません。キチンと修正してどのCAD
でも普通に使えるようにしないといけないので、手直しする
手間は単純なCAD変換の比ではなく、
「かなり手動で補正」
しておく必要ができてきます。コスト的に余裕があれば
良いですが、現実問題としてはお勧めしかねます。
またDXFのデータは編集したCADソフトに依存するので、
ことなるCADでデータを展開できても、正しい表記ができる
わけではなので、特に注意が必要です。
DXFはどのCADでも開けるようにはなりますが、そういった癖も
あるので、過信はしないほうが良いと弊社では考えます。

<図面電子化の費用対効果>

なんでもかんでも「CAD化」にするのも、
「予算的には厳しいのではないか」
と弊社では考えております。全ての紙図面をいきなり
「CADデータ化」
するのは費用もそうですが、時間の掛かる作業になり
ますから

「図面管理」の点のみで費用対効果

で考えてみてはいかがでしょうか?
また単純にCADで扱えるようにしたところで、
・図面と文字のレイヤー分け
・文字・数字の化け問題の対処
・線種/線幅/色設定
などまで対応させると更に費用がかさみます。
後々、CADデータ化する予定があるならば、
まずは図面をスキャニングして画像化しておく
(図面の電子化)
つぎのステップの布石としては十分ではないで
しょうか?

私どもコピー複写業界で「図面電子化(図面デジタル化」
というと
「TIFF」
「PDF」
「その他画像形式」
のラスターデータ化を指します。簡単に言ってしまえば
「スキャナーで読み込み、画像化する」とです。
「画像化する」はコンピューターで扱えるようにする、
広義的に
図面の電子化
と言い換えて差し支えないと思います。
この画像化すなわち電子化する事でなにかメリットが
あるかというと、一番は
「パソコンやタブレットなどで扱えるようになる」
と言う事で、図面を電子化で扱えるようになると
いくかのメリットがあります。

  1. 保管場所がコンパクトになる。
  2. 簡単に複製出力が出来る。
  3. パソコンで図面管理が出来る。
  4. 手持ちのプリンターで出力出来る
  5. 簡易ではあるが加筆や修正が出来る。
  6. 保管場所の確保が容易

など、これからのオフィスのスペース効率にも貢献しますし、
なによりも電子化することで紙とは異なり
・破損や劣化
・整理整頓
・保管場所の問題
を大きく改善する手法につながり、サスティナビリティでも
あるのです。これらは現在の
・オフィス環境の改善/スペース効率を上げる
ためにも有効な手段ではないでしょか。
またデータ化することで情報の共有ができますから、
場合によってはクラウドで運用する事も十分できますから、
ネット環境さえあれば情報共有化も進むでしょう。

電子データは万全であるか?

図面を電子化したから経年変化対策として万全かというと、
実はそうではありません。確かに図面の電子化することで、
データ自体は劣化したりすることはありませんが、
収録するメディアには耐用年数がありますので、
適当な時期にバックアップ作業を行わなければなりません。
保存状態が良ければCDで20年程度と言われております。
保存状態が良ければそれ以上も可能ではありますが、
やはり10年置き位の間隔で複製しなおして置くのが良いと
思います。

図面の電子化によるメリット/デメリット

メリット
1、収録データ自体は劣化しない。
2、簡単にコピー、複製が作れる。
3、メールやデータ便などで転送が可能になる。
4、パソコンによる管理が出来る。
検索機能がある。
デメリット
1、収録メディアの耐用年数がある。
2、ウイルス対策は必要。
3、P2Pソフトやウイルスによる流出の想定
4、メディア自体の破損

やはり図面のデジタル化を行ったからといっても後々の
図面データ管理もちゃんとしておかないといけません。
特にパソコンを使うことによる
「メリットとデメリット」
があります。勿論使い勝手のメリットの方が多いのですが
コンピューターを使用することにはかわりは有りませんので、
コンピューターウイルス対策は最低限やっておく必要がある
のと、ウィニーなどのP2Pソフトによる外部流失など、
通常管理するパソコンと対策としてはなんら代わりはあり
ませんが、大事なデータですから対策は行っておくべき
事項です。

流行のクラウドコンピューティングもウェブサーバーには
変わりません。大元の管理者がクラウドサーバーの会社
ですから、
・サービスの停止
・悪意あるサーバーへの攻撃
クラウドの場合でも考慮すべき事項かと思います。
勿論自前のwebサーバーだとなおさら、管理は専任者が
必要ですから費用対効果は・・・。
 自社サーバーとクラウドサーバーの違いは利用時に
特にありませんが、クラウドの場合はサービスが無料で
数GBまで無料で使える物もあり使い勝手もいいですが、
個人レベルまでで、企業の場合は有償のサーバーを多分
使うと思います。容量がやはりフリーでは足りなくなります。
しかしながら恒久的なデータ保管の運営には出来たら、
自社での運用と管理
が好ましいですが、先に書いた通り費用対効果を考えると
クラウド型の運用が現実的選択だと思います。
「サーバーの管理と運営」
というのはアウトソースの方が勝手はいいと思います。
高速通信環境さえ整えば、出先でもビックデータは活用
できます。


さて、図面デジタル化作業を一度行っておくと、紙図面の
劣化対策としては
現在考えられる手段としては現在もっとも有効な手段だと
考えております。
図面デジタル化によって、複製も楽になり補修時に
業者さんに渡すのもCD1枚複製すれば済みますし、
マスターデータと製本原本は手元にありますから
安心です。
 しゅん功図書の紛失というのはあってはいけませんが、
実際には補修工事の際に貸し出したら紛失されたという
お話を聞く事がございますし、また必要な箇所だけ切り取り
されていたなどという事例も弊社では確認しております。
しゅん功図書というのは、その一冊しかありません!
とても大事な財産ですからやはり適切なバックアップの
方法をなんらかの形で
行っておく必要はあるかと思います。

スキャン価格

TIFF G4とPDF(用語説明)  

図面電子化(図面デジタル化)のフォーマットはこの二種類
「TIFF」「PDF」
が一般的です。書類の電子化では一般的なPDF
ですが、大判図面(A2以上)ではPDFよりTIFFの
方が図面の電子化では一般的です。
もちろん大判図面でもPDF化は可能ですが、
大型スキャナーメーカーでは TIFFのほうが
メーカー側で推奨している事が多いです。
と申しますのも大判サイズのPDFとTIFFでは
出力の際、
「TIFFの方がプリンター出力処理が早い」
ケースが多いからです。
ただし、グラフィック系のTIFF(非圧縮)のもの
ではなく、
「TIFF G4」
というTIFFの別のフォーマットですが、モノクロ
画像では「TIFF G4」の方が扱いは良いです。

▶TIFF G4とは?  

さて「G4」の「G」はなにか?「generation(世代)」
頭文字を意味し 「G4」とは第四世代の事
「TIFF G4規格」というのは元々FAXの送信規格で
一般的なFAXはG3規格の送信規格ですが、
それよりも
「1世代新しい規格」
で画像圧縮の新しい規格なのです。
一部ビジネスモデルのFAXでは既に利用されて
おります。画像データは圧縮こそされますが、
非常に綺麗に圧縮が掛かるのでFAXの際
にはデータ通信料が抑えられ、通信コストが
ダウンできるメリットがあるフォーマットです。
さてこの技術を使った大型スキャニングの
データですが、モノクロの画像であれば非常に
綺麗に画像化でき、データ量
も押さえる事ができるので、大型スキャニング
よるデータ化にはうってつけのフォーマット
なのです。

▶PDFとは?  

PDFはAdobe社が提唱する電子書類のフォーマット
です。こちらはA3以下の書類で良く使われます。
またAdobe系のソフトやAutoCADからも直接書き出し
が出来たるので、大変便利です。
しおりやリンク機能も便利なのですが、あまり沢山の
データを一つにしてしまうとデータが重くなってしまい、
パソコンの動きがくなります。
特に大判サイズの原稿を一つにまとめますと
特に動作が遅くなってしまうので、出来ればPDFで
1データにまとめるのはA3以下の書類等にしたほうが
良いと思います。
大判図面データはできたら1枚ずつの保存が良いと
思います。また直接アプリケーションソフトからPDF
書き出しした際に
「破線処理や文字化け」
などの問題が発生する事がありますが、
一度紙で出力したのちスキャナーで読み込むと
それらの現象が防げる事がありますが、いずれにせよ
確認は必要です。
<注意事項>
電子データからPDFの書き出しを行う際に
「紙サイズ」
あわせてPDFを作製するとスケールが合わなく
なるので、注意が必要です。
また線や破線処理が変わってしまう事もあるので、
PDF書き出し後には確認された方が良いです。

▶TIFF G4の特徴

メリット
1、専用ブラウザは特にない
2、大型モノクロスキャナーの業界標準規格
3、大型モノクロレーザープリンターの標準出力規格
4、モノクロ2値なので、データ量が軽い
5、専用画像ソフトがあると非常に軽く作業が出来る。
6、マルチTIFFも可能
デメリット
1、検索機能は別ソフトが必要
2、専用ソフト以外での編集は少々面倒
3スキャナーでスキャンしないと出来ない
4、マルチTIFFの場合個別検索などできない

▶PDFのl特徴

メリット
1、閲覧ブラウザが無償
2、電子データの標準規格
3、セキュリティーが掛けられる(閲覧)
4、データを纏め、しおりやリンクが使える
5、異なるOSに依存しない汎用性の高さ
デメリット
1.大判出力はPS出力対応していた方が良い
2、データを纏めすぎるのは注意(肥大化)
3、PDFに書き出し時に図と異なる事がある

スキャン価格スキャン価格

関連ページ
マンション図面の電子化

▲ ページトップへ

弊社お勧め作業

マンション図面管理に

製本マンションの改修工事に必要な図面(完了図、竣工図)の殆どは製本されています。必要な図面をコピーするにも図面サイズが大きいので小型のコピーでは対応できません。またコピー業界でも大型コピー機は製本された図面には対応できないものが大半ですが、弊社では大型平置きスキャナーと大型コピー機をシステム化し製本された図面のコピーとスキャニング作業(図面PDF化)に対応しております。

マンション図面管理に最適なスキャニングによる図面電子化のサービスをワンパッケージ化した大変お得な料金設定をしてございますので、一度ご覧くださいませ。

▶マンション管理図面の電子化

カラー平置きスキャニング

カラーフラットベッドスキャナー大型カラーフラットベッドスキャナーはA1サイズ(841×594mm)まで対応します。イラスト原画やデッサン画など原稿面に掛かるストレスは最小でスキャニング作業が可能です。解像度は400dpiまでになります。

▶カラー平置きスキャニング

CAD出力

OCEモノクロCAD出力は大型レーザー出力ですので、非常にスピーディーに出力作業を行う事が出来ます。カラーCAD出力はインクジェットでの対応になります。

出力対応するCADソフト

AutoCAD
LT2022
JWCAD
最新版

※はビューワーソフトの為出力の制限がございます。

▶CAD出力